スマホを落とすとどんなプライバシーが暴かれてしまう?
最初に狙われるのは電子決済アプリ
スマホを落としたことでトラブルに巻き込まれるという小説、映画がありますが、実際、スマホを紛失してしまった場合、どのようなことが起こりえるでしょうか。まず、一番心配すべきなのは金銭的な被害でしょう。スマートフォンに電子決済アプリをインストールしていた場合、勝手に使われる可能性が高いです。特に、決済アプリとクレジットカードを紐付けてしていた場合、カードの利用上限額まで勝手に買い物をされてしまう可能性があるので注意しなければなりません。ではプライバシーの面ではどのような危険性があるでしょうか。まずメールを読まれてしまう恐れがあります。また撮影した画像や動画を閲覧される可能性も少なからずあるでしょう。
画面ロックをかけて情報を守る
SNSのアプリをインストールしていた場合、プライベートメッセージを見られてしまうこともあるかもしれません。ネットショップのアプリを入れていた場合は、過去にどのようなものを購入していたのかもわかってしまいます。落としたスマホを手にした第三者からプライバシーに関する情報を守るためにも、スマホには必ず画面ロックをかけておくようにしましょう。ロックをすると解除キーを入れたりするのが面倒だという人は、所持しているデバイスとスマホを紐付けてロックをする「スマートロック」を使うのも一つの手です。たとえば、スマートウォッチとスマホを紐付けておくと、スマートウォッチを身につけている状況ならスマホはロックされません。
現代では個人情報を利用した詐欺などが横行しているため、不要のダイレクトメールなどをそのまま廃棄してしまうと個人情報が流出してしまうおそれがあります。シュレッダーを使用することで、情報流出を防げます。